
「WPS Office」は、低価格なのに高品質な総合オフィスソフトです。
このページを御覧の方は、おそらくワードやエクセル、パワーポイントといったソフトをお探しなのかと思います。
キングソフトの提供するオフィスソフト「WPS Office」は、文書作成、表計算、スライド資料作成、PDFの閲覧・作成の4つのソフトを基本装備しています。 価格が安いってことは、安かろう悪かろうなんじゃないの?という声をいただくこともありますが、そんなことはありません。
「WPS Office」は、Microsoft社のオフィスソフトとの高い互換性を持ち、ファイルのやり取りなどに支障がないよう開発していますが、あまり使われることのない機能は搭載せず、よく使われる機能を厳選して搭載しているシンプルなソフトなので、お安く提供できるのです。
そんな「WPS Office」シリーズですが、お買い上げいただく際によくご相談いただくのが「いろいろあるけど、どのエディションを買えばいいの?」というご質問。
今回は、そんなWPS Officeのエディションの選び方をご紹介します。
「WPS Office」の基本4エディション
WPS Officeには「Deluxe」「Standard Plus」「Standard Edition」「Personal Edition」の基本の4種類があります。
どのエディションも、基本的なソフトや機能は共通して備えているのですが、搭載しているフォントの種類が異なります。選び方としては、オフィスソフトを使ってどんな事をしたいか、というところでお選びいただければと思います。一つずつ違いをご説明いたします。
機能比較を一覧で見たい、という方はこちらの比較表をご参照ください。
4つのエディションに共通する点
比較をご説明する前に、基本の4つのエディションに共通している点を先にお話しします。
【4つのエディションの共通点】
- 文書作成、表計算、スライド資料作成、PDF閲覧・作成の4つのソフトを同梱
※注:Personal Editionにはスライド資料作成ソフトは付属していません - 同一バージョン内で永続利用ができる
- Microsoft Officeと同一の日本語フォントを搭載
- 様々な種類のクリップアートを搭載
少し補足でご説明します。
注意点として上記の通り「Personal Edition」は、文書作成、表計算、PDF閲覧・作成の3つのソフトのみ同梱しています。
また、「同一バージョン内で永続利用ができる」という項目ですが、WPS Officeは基本的に利用期限がないため、一度ご購入いただくと、ずっとご利用いただけます。しかし、WPS Officeのバージョンが変わった場合(「WPS Office」から「WPS Office 2」にアップグレードする際など)は、ソフトを買いなおしていただく必要があります。
「Microsoft Officeと同一の日本語フォント」というのは、Microsoft OfficeとWPS Officeでファイルのやり取りをした際に、フォントの違いによってレイアウトなどが崩れてしまうことを防ぐために、よく使われる基本的なフォントを共通のフォントとして搭載しています。
【基本フォント(29種類)一覧】

それではここから、各エディションの違いをご説明します。
すべてそろった最上位エディション「WPS Office 2 Deluxe」
「WPS Office 2 Deluxe」は、WPS Officeの中で最上位となるエディションです。
他のエディションとの最も大きな違いは、搭載しているフォントの種類の豊富さ。基本フォントのほかに、28種類の特別テーマフォントを搭載しています。
この特別テーマフォントは、例えばポスターやカードなど、デザイン性を重視したものを作成する際に役立つもののほかに、ユニバーサルデザインフォントという視認性に優れた特別なフォントも搭載しており、様々な用途で使えるものです。
ですので、WPS Officeを使って、ポスターのような掲示物や店頭POPといったデザイン重視のものを作りたい、という方には特に「WPS Office 2 Deluxe」をおすすめしております。
【特別テーマフォント一覧】
デザイン・装飾

手書き

筆

レトロ

ユニバーサルデザイン(スタンダード)

ユニバーサルデザイン(オリジナル)

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結論これが一番のおすすめ!「WPS Office 2 Standard Plus」
「WPS Office 2 Standard Plus」は、4種類のエディションの中で最も人気の高いものです。なので「迷ったらStandard Plusを」とおすすめしています。
最上位の「Deluxe」との違いは、特別テーマフォントの搭載数だけ。
※基本のフォントは全エディションに共通して搭載しています。
「Deluxe」は特別テーマフォントを28種類搭載していますが、こちらの「Standard Plus」は特別テーマフォントが2種類となります。特別テーマフォント「ユニバーサルデザイン(オリジナル)」のみ(上のフォント画像をご参照ください)となりますが、シーンを選ばずに使えるフォントになります。
その他の機能に関しては、最上位モデルの「Deluxe」と変わりありませんので、これで5,990円という低価格はかなりお買い得な製品です!
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最低限の基本機能のみ「WPS Office 2 Standard Edition」
「WPS Office 2 Standard Edition」は、必要最低限の機能だけでいい、というとにかくコスパを重視したい方向けのエディションです。
4つのエディションに共通する基本機能は備えておりますが、特別テーマフォントや、PlatinumとGoldには搭載しているVBAの機能はありません。
簡単な文書作成や、家計簿などの標準的な表計算、シンプルなスライド資料が作れればOKという方は、こちらの「Standard Edition」をお選びください。
ただ正直なところ、プラス1,700円で特別テーマフォントが12種類使と、VBAの機能が付属する「Gold Edition」の方が、おすすめ度は高いです。
また、VBA機能は使わないから不要だけど、フォントはいろいろなものを使いたい、という方向けの「WPS Office 2 Standard Edition +28種類の特別テーマフォント付き」のパッケージもご用意しています。
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用途が限定的な方向け「WPS Office 2 Personal Edition」
「WPS Office 2 Personal Edition」は、もっとも安いエディションにはなりますが、4つのエディションで唯一、スライド資料作成のソフト「Presentation」を搭載していません。また、「Standard Edition」と」同様に、特別テーマフォントとVBA機能も付属しないエディションとなります。
こちらのエディションは、例えば、小説の執筆をしたいから文書作成ソフトだけあればいい、家計簿をつけるのに表計算ソフトだけ使えればいい、という限定的な用途でオフィスソフトをお探しの方に向けたエディションとなりますので、そういった用途が限られる方以外にはあまりおすすめしていません。
例えば、別途スライド資料の作成をしたくなった際に、買い足していただけるよう「Presentation」の単体販売もしておりますが、「Personal Edition」と「Presentation」の単体を別々に購入すると割高になりますので、はじめから「Standard Edition」や「Gold Edition」を購入されることをおすすめします。
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オフィシャルガイドブックのセット製品もおすすめ!

WPS Officeは、直感的に操作をしていただける仕様にはなっておりますが、初めてオフィスソフトに触れる方は特に「どうすればこういうことができるの?」と疑問に思われることもあるかと思います。
キングソフトから公式に販売している「WPS Office」のオフィシャルガイドブックがあれば、オフィスソフトの最初の一歩から、中・上級の利用方法まで、気になることをすぐに確認できますよ。
オフィシャルガイドブックの詳細はこちらの記事をご参照ください
各エディションとガイドブックのセット商品は、それぞれ別に購入するよりもお得な価格を設定しています。
とりあえず迷ったら「Standard Plus」をお買い求めください
ここで、各エディションのおさらいをします。
まず、どのエディションにも共通するのは、
- 文書作成、表計算、スライド資料作成、PDF閲覧・作成の4つのソフトを同梱
※注:Personal Editionにはスライド資料作成ソフトは付属していません - 同一バージョン内で永続利用ができる
- Microsoft Officeと同一の日本語フォントを搭載
- 様々な種類のクリップアートを搭載
そのうえで、
- 「WPS Office 2 Deluxe」は、クリエイティブな表現力にこだわりたい方向けエディション
- 「WPS Office 2 Standard Plus」は、シーンを選ばずに使えるユニバーサルデザインフォントが使えるエディション
- 「WPS Office 2 Standard Edition」は一部フォントや機能に制約はあるものの、基本を押さえたエディション
- 「WPS Office 2 Personal Edition」は限定的な使い方のみを想定している方向けエディション
ということを念頭に、お選びください。
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