プルダウン(ドロップダウン)リストの作り方
プルダウン(ドロップダウン)リストとは
Microsoft ExcelやGoogleスプレッドシート等で、プルダウンで入力内容を選択する機能があります。
こちらの機能は「プルダウンリスト」と呼ばれ、あらかじめ用意された項目から入力したい内容の選択が可能です。
選択肢から入力内容を選ぶため、部署名や役職、アンケートの選択肢等回答パターンが決まっている項目を繰り返し入力する手間も省けます。
また、表記の揺らぎを防ぐことで、集計や書式の統一などの処理も効率的に行うことが可能です。
プルダウンリストの設定方法
プルダウンリストには2種類の設定方法があります。
- リストに直接データを入力する方法
- セルを参照する方法
リストに直接データを入力する場合は、内容の変更がない際に使用することが多いです。
セル参照でリストを作成する場合は、後にリストの内容に変更がある際などで使用します。
また、項目数が多い場合も抜け漏れや間違いを防ぐために、セル参照を活用します。
複数人で活用するファイルを作成する際などは、セル参照でリストを作成するほうが良いでしょう。
WPS Spreadsheetsでは、どちらの場合でも「データ」タブの「入力規則」から設定します。
リストに直接データを入力する方法
- 「データ」タブの「入力規則」を選択
- 表示されるウィンドウのプルダウンメニューから「リスト」を選択
- 「ソース」欄に、カンマ(,)区切りで、リストの内容を入力し「OK」
上記手順にて入力した内容のリスト表示がされるようになります。
リストを用意してから作成する方法
- 空いている場所に、項目リストを用意
- プルダウンリストを作成したいセルを選択し、「リスト」のソース欄横のセルアイコンをクリック
- 用意したリストのセルを選択
- Enterにて選択した範囲が入力されるため、「OK」をクリック※「セル内のドロップダウン」にチェックを入れてください。
上記手順にて用意した項目からプルダウンリストの作成ができます。
まとめ
WPS Officeの表計算ソフト「WPS Spreadsheets」では、Microsoft Excelと基本的には同じような操作方法でプルダウンリストを作成することが可能です。
オフィスソフト「WPS Office 2」は無料体験版をご用意しております。ぜひ体験版をダウンロードして「WPS Spreadsheets」の使いやすさをご実感ください。